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2021.06.16(水)
- 社長ブログ
プレカット工場
少し前に市内のプレカット工場を見学しました。
いつ来ても生産性の高さに愕然です・・
すべての機械が住宅図面(CAD)との連動。
加工スピードは30坪の家であれば約1日で!
ちなみに、手刻みは約1ヶ月かります(-_-;)
木と木を繋ぐことを継ぎ手といい
一般的なプレカットの継ぎ手は鎌継ぎです
(後ほど比較をします)
井上建設が行う「手刻み」は
時間も労力もかかり
時代の流れに反していますが、
今もなお
日本古来の技術や技法を受け継いでいます。
ここが沢山の木々に囲まれた弊社の刻み場です
大きな機械は全くなく
大工1人が真剣に墨を付け 刻みを行っています
そしてプレカットと違う継ぎ手が
この「追掛け大栓継ぎ」です。
最後はコミ栓を打ち2本の木を固めます。
引張りと曲げの強度が断然違います!
更にもう一つの特徴が目利きです
大工が一本一本、木の個性を見極め
木の動きを予想しながら適所に配置をしていきます。
全国的にも この手刻み工法は
年々減少しており
今では総住宅戸数の数%のみ・・
だからこそ 地場の工務店=井上建設は
本来の家づくりを守って行かなければ
と考えます。